AGVと組み合わせる無⼈搬送機開発で中⼩企業の省⼒化・効率化に貢献

有限会社広島ピーエス (広島県東広島市)

有限会社広島ピーエス

■有限会社広島ピーエス

広島県東広島市で主に⾃動⾞部品⼯場向けの搬送⽤台⾞や輸送⽤パレットの開発・製作を⼿掛け、それら製品に関する特許を多く保有する有限会社広島ピーエスが協働ロボットと組み合わせて運⽤するAGV(⾃⾛式無⼈搬送⾞)を開発、2022 年夏のリリースを予定しています。

■AGV とは

AGV(⾃⾛式無⼈搬送⾞)とは「Automatic Guided Vehicle」の略称で、⼈による運転や操作を必要とせず、誘導体などによって設定したルートを⾃動で⾛⾏し、荷物の搬送などを⾏う機械を指します。
主に倉庫や⼯場といった場所で多く⽤いられ、作業負担の軽減や省⼒化、⼈的ミスの防⽌などの観点から導⼊が進んでおり、⼈⼿不⾜をはじめとする昨今の社会課題解決の⾯から物流や製造といった実作業を伴う業種で注⽬を集めています。

■AGVの種類

AGVには搬送の仕方によって様々な種類があり、株式会社広島ピーエスでは作業者が荷物を載せた台車を引く「牽引型」、荷物の積載から行う「移載装置一体型」、台車の下部へ潜りこみ台車ごと搬送する「サブマリンリフティング型」などがあり、プラスチックコンテナやパレットなど搬送する荷物のサイズによって選択できます。

■ローコスト無⼈搬送機の開発

有限会社広島ピーエスでは⾃社にてAGV やAGV に牽引させる4WS 台⾞を開発、それらと組み合わせるローラーコンベアやロボットアームを有する移載装置の開発を⾏うことで、現在AGV を主軸とした無⼈搬送システムを「スマート場内物流™」としてリリースしており場内での搬送の改善・改⾰を提案しています。
また同社は無⼈搬送システム導⼊の壁となる導⼊コストについて、これまでの搬送台⾞や輸送⽤パレット製作で蓄積してきた経験や技術、顧客の利⽤環境の実績などから、この無⼈搬送システムを導⼊コストを抑えたシステムとして開発を進めており、今後の⼈⼿不⾜の深刻化が懸念される中⼩企業でも導⼊を検討しやすい価格帯でのリリースを予定。

⾃社開発・⾃社製作の強みを活かし顧客に合わせたカスタマイズを加えて製作を⾏うことで、コストとニーズのバランスを最適化した無⼈搬送システム全体として提案したい考えです。

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