天井クレーンの定期点検とメンテナンスで安全作業

■天井クレーンは定期点検とメンテナンスで故障・事故予防

ものづくりの現場において材料の搬送や設置など、人の手では運べないものを動かすのに重宝する天井クレーンですが、急な故障などで困ったことはありませんか?

天井クレーンは機械ですので吊り下げるものの重量が「軽い」「重い」の負荷だけでなく、動かすことにより摩耗や消耗する部分があります。
もちろん重量が重いものや使用回数が増えるほど負荷が掛かりますので、それらも増える傾向にあり、定期的なメンテナンスにより良好な状態を維持していないと不意の故障による生産性の低下や最悪の場合は事故へとつながる危険性があります。

■吊り下げ荷重500kg以上クレーンは点検義務があります

そのため労働安全衛生法 クレーン等安全規則で吊り下げ荷重500kg以上のクレーンを設置している事業者には吊り下げ荷重の区分によって定期的な自主検査や性能検査が義務付けられています。

クレーン自主検査義務
荷重区分 作業前点検
(日常)
月例点検 年次自主検査
(荷重試験)
性能検査
0.5t以上3t未満
3t以上

※作業前点検記録を除き、月例・年次自主検査記録は3年間保存が義務付けられています。

3t以上のクレーンは2年毎に代行機関による性能検査を受ける必要があります。
3t未満のクレーンについても年次自主検査と併せて荷重試験は義務化されています。

■天井クレーンの定期点検とメンテナンスはプロにお任せ!

荷重試験では定格荷重と同等の荷重を掛けた状態での作動確認が必要なため、重量が把握できる吊り荷が必要となりますし、プロに任せることで各部の状態を確認した上でメンテナンスの提案もしてもらえます。

弊社でもクレーンの点検・メンテナンスから新設まで全てお任せできるプロをご紹介できますので、ぜひご連絡ください。

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